公開日:2019/04/07
更新日:2020/11/25
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カットボール、カッターやカットと呼ばれることもあります
メジャーリーグの影響を受け、ツーシームと並んで多く投げられるようになりました。
打者がストレートだと思ってスイングを開始したときにボール1個分急激にスライドするボールです。
したがってこの変化球は打者のタイミングを外して空振りを奪うボールではなく、打者に振らせることでミスショットを誘発させ一球で仕留めることが出来ます。
FRONT
薬指と小指を少し握り、手首の角度を変える。
SIDE
親指はまっすぐ伸ばす。
BACK
人差し指は浮かせることでカットボールを投げる角度が付きやすい。
この握りでボールを持ったらまずは薬指と小指に軽く力を入れてみてください。
そうすると自然とカットボールしか投げられない角度になります。
人差し指を浮かせるのはさらに角度が付きやすいからです。
あとはこの角度を維持して腕の振りはストレートと同じように投げるとすぐに変化します。この時に中指を押し込むようにリリースするとさらに鋭く曲がります。
スピードは速く、ストレートと同じでまっすぐ進み、打者の手元で小さく曲がります。
カウントが不利になった時、ストレートを素直に投げるのが怖いときに左打者なら内角を狙って、右打者なら真ん中に投げてミスショットを誘う為に投げることが出来ます。
軟式野球ではバットが非常に高機能でどこに当たっても鋭い当たりが出てしまう為、あまり重要視されていない変化球ですが投球の幅は確実に広がります。
カットボールを投げるときに人差し指と中指の力の入れ具合や、角度のつけ方に苦労している方は多いと思います。
そこで薬指と小指を軽く握り、人差し指を離すこの握りを試してみてください。
簡単に角度が付いて絶対に投げられると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。