公開日:2019/04/17
更新日:2020/11/24
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コースに決まれば空振りを奪える変化球です。
手首の角度、リリース時の指先の力加減を変えるだけで変化するので簡単に投げられます。
その反面コントロール出来ず甘く入ると簡単に長打を打たれるボールとなってしまいます。
真ん中付近に抜けてきたスライダーは打者からするともっとも打ちやすい半速球になりますので注意が必要です。
スライダーは手首の角度、リリース時の指先の力加減を変えるだけで変化するので簡単に投げられます。
その反面コントロール出来ず甘く入ると簡単に長打を打たれるボールとなってしまいます。
縦に曲がる人、横に曲がる人、斜めに曲がる人など様々な軌道がありますが、身体の使い方が要因の一つです。
ここでは縦に落ちるスライダーの解説を行います。
現代野球では追い込んだ後に落ちる球は必須とも言えます。
指が短くてフォークが投げられない投手には縦に鋭く落ちるスライダーは非常に有効です。
FRONT
人差し指と中指は縫い目にかける。
SIDE
手首が曲がらないように親指をまっすぐに伸ばしてボールを持つ。
BACK
人差し指と中指はくっつける。
親指と人差し指の付け根のV字になっている部分を落としたいコースに被せるようにリリースします。
ストレートの軌道から鋭く曲がりながら沈みます。
私はスプリットや高速チェンジアップを覚えるまで主に右打者に対してのカウント、決め球として投げていました。
私はサイドスローなのでフォークボールがどうしても投げられませんでした。
しかし、どうしても落ちるボールが欲しくてフォークの代用品として投げ始めたのが縦スライダーをマスターした理由です。
フォークが投げられない方は試してみたらいかがでしょうか。